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我らが隣人の犯罪

今日のおすすめは宮部みゆき『我らが隣人の犯罪』(文春文庫)です。
帯にあった「宮部みゆきのナンバー1」という北村薫の言葉にひかれて読んだ本でした。

この本は5つの短編からなっています。
その中で殺人事件が描かれたものは1編のみ。
ミステリーでありながら、犯罪らしい犯罪も起こりません。

例えば表題作の「我らが隣人の犯罪」は、隣に住む女性が閉じ込めきりにしている犬を誘拐する話であり、
「サボテンの花」は、小学校の自由研究が“事件”になります。
大じかけの話はありませんが、スリルと読後の満足感を十分に味わえます。

帯文に出てきた北村薫は解説にも登場し、
この本がずっと自分の中での宮部みゆきのナンバー1だったが、
『火車』(新潮社文庫)が出てナンバー1が2つになったと書いていますが、
まったく同感です。
『ぼんくら』(講談社文庫)など、時代物でもよい作品がありますが、
できればこうした日常にあるような“事件”を題材にした話を
もっと書いてくれたらと、ファンの一人として思っています。

今日は終わりに本の街・神保町について少しお話します。
神保町はご存知の通り、書店が軒を連ねています。
老舗の古書店がたくさんあり、専門家も多く訪れます。
新刊書店も大きな店が多く集まり、
いくつかあたれば、自分の欲しい本と巡り会うことができます。
三省堂はよく営業で行きますが、お店の方が本当によく知っています。
学習参考書のコーナーで9冊別々の本をリストにして欲しいと言ったとき、
全部が揃うのに5分もかからなかったので驚いたことがあります。
東京堂には文芸書、人文科学の本などがたくさん揃い、
書泉グランデにはマニアも満足させる専門の本がたくさんあります。
マンガ専門店も何店舗もあり、お茶の水駅方面に上がれば丸善もあります。
本好きでまだいらしたことがない方がいれば、
ぜひ一度訪れてみてください。
本とのうれしい出会いが必ずあると思います。
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